こんにちは、腰痛館の佐藤です。今回はちょっと話が長くなりますが、是非とも目を通して頂きたい内容です。
今回のお題は「一度、病院で検査を受けて頂けませんでしょうか?」です。
時々、ご新規さんの問合せで、このような会話をする時があります。
腰痛館:「どうされましたか?」
ご新規さん:「1ヶ月くらい前から腰が痛くて、なかなか治らないんです・・お願いしたいのですが。」
中略~~
腰痛館:「一度、整形外科か、かかりつけ医を受診されましたか?」
ご新規さん:「だって、行ってもシップだけ渡されて終わると思うので・・・」
私のような仕事ではよくある「あるある会話」なんですが・・・。
そこで、腰痛館で過去にありました、事例をお伝えします。
事例:腰痛かと思いきや・・厚労省指定難病
普段は肩コリのメンテナンスで定期的に来院されている30代女性、会社員の方です。
ある日、電話がかかってきました。Aさんとします。
Aさん「すみません、急に腰が痛くなって・・今日、空きがありますか?」
腰痛館「キャンセル空きの、~時であれば良いですが」
Aさん「よろしくお願いします。」
その後、来院されました。
腰痛館「どうしたの?」
Aさん「朝起きたら腰が痛くて・・」
と左側の腰に手を当てました。その際、手を当てた箇所に違和感を感じました。
次にベッドに仰臥位、側臥位、腹臥位になって頂き確認をしました。
腰痛館「こうするとよけい痛い?」
Aさん「いや、あまり変わらないです」
とのやり取りを繰り返しました。最後に、
腰痛館「Aさん、今日は施術はしませんので、とりあえずかかりつけ医を受診してみてください。いままで尿路結石の経験は?」
Aさん「アッ、あります。だいぶ前ですが、もしかすればそうかも・・では、これから行ってみます。」
そのまま、かかりつけ医を受診をしてくれました。
Aさん「いま尿検査をしたら血が混じっていると言われました。ありがとうございました。」
と病院からそのままご連絡を頂きました。・・・それから約半年を過ぎたくらいに腰痛館へ来られました。
Aさん「しばらくぶりです。実はあの後、さらに検査をする羽目になり結果、igA腎症と分かり、扁桃腺のオペや大学病院でステロイドの処置をしたり、大変でした。」
「またこれから、難病指定の手続きもしなければならなくて・・・」
とAさんから、今までの経緯を話していただきました。
今回のお話は、首や肩関節、背中の痛みなど、腰痛以外にも言える事です。ご自身やご家族のためにも、「一度、医療機関を受診して頂けまでしょうか?」とお話しした際は、お手数ですが、先ず医療機関受診をして頂くようご理解の程お願いいたします。
また、機会をみて「病院で検査を受けて頂けますか?とお伝えする理由・パート2」を発信していきたいと思います。