 |
自律神経のトラブルの代表ともいえる自律神経失調症。腰痛館には自律神経の不調を抱えてこられる方も多数いらっしゃいます。ここではストレスと自律神経失調症について解説しております。
|
自律神経失調症とは‥
自律神経失調症は、何らかの原因により自律神経の働きが乱れ、心と体に様々な不調が現れてしまう、その人にしか分からないとてもつらい症状です。
自律神経失調症は検査を受診しても異常が見当たらない、単に神経質や気のせいにされるなど、実は複雑な要素が絡み合い、人によっては症状が一つの場合や複数、また日によって症状が変化するなど判断が難しいトラブルの一つです。
|
 |
自律神経トラブルの特徴
|
・疲労感や倦怠感が続いたり強い
・めまい、立ちくらみ
・微熱が続く
・疲労感が強くていくら寝ても寝たりない
・食欲のない日が続いている
・体がほてる
・頭痛、頭重感が続いている
・筋肉、関節の痛みやコリ、ハリ感が続いている
・全身のだるさ、力が入らない
・口の渇き、口中の痛み、味覚異常
・耳鳴り、耳の閉塞感
|
・吐き気、腹部膨満感
・下痢や便秘を繰り返す
・息苦しさ、つまり感
・髪の毛が抜ける、円形脱毛
・目が疲れる、目の渇き、なみだ目
・生理不順、インポテンツ
・のどの異物感
・微熱が続く
・注意力の低下
|
上記のトラブルは一部です。生活や仕事に支障や何か変だ!と感じたら自己判断せず早めの医療機関への受診をお勧めいたします。あたなの体はあなた一人のものではありません。大切な家族がいることを忘れないでください。
|
 |
自律神経失調症の原因はとても複雑
大きな原因は現代社会に多いストレスと考えられています
自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが乱れることによりますが、その原因はとても複雑です。それは人間のからだは一人として同じではないからです。
体質や性格、物事の考え方、受け止め方、適応能力など生活環境が人それぞれに違いがあるように、自律神経失調症もその人により原因が異なります。その中でも原因のトップといわれているのがストレス。
ストレスの度合いが個々の許容範囲を超えてしまうと、自律神経系の司令塔である視床下部の働きに乱れが生じ、自律神経の働きが不安定になることがあります。でも、すべての人が自律神経失調症になるとも限りません。
そのため自律神経失調症のメカニズムは一概には決められないとても複雑なトラブルなのです。
|
 |
ストレスの要因となるストレッサーの種類
|
|
身体的や精神的ストレッサー
|
病気、けが、睡眠不足、栄養不足、不規則な生活、身体疲労、不安、恐怖、失敗、挫折など
|
人間関係や社会的ストレッサー
|
残業・夜勤が多い、営業ノルマ、管理職等の重責、職場の配置換えや転勤後の職場に慣れない、同僚や上司・部下との関係、家庭不和、近所とのトラブルなど
|
物理的や環境的ストレッサー
|
気圧の変化、湿度、寒暖の差、騒音、公害、空気汚染など
|
|
 |
悪者扱いされるストレス・・・でも!?
「ストレスは人生のスパイス」
ストレスという言葉を最初に用いたカナダの生理学者、ハンス・セリエ博士は「生物には体外からの刺激によって共通に起こる反応があるのでは」という仮説をたて、脳や副腎皮質、内分泌、自律神経との関係やストレスの分類などストレス学説の研究を導きました。
今の時代、「ストレス社会」という言葉が当たり前のようになり、ストレスは悪者の印象を受けますが、反対に人生への活力を生み出す面もあります。
心理学者の実験では、ある程度のストレスが無いと「抵抗力や身体の調節機能に低下」がみられるなどの報告も確認されています。またセリエ博士は「ストレスは人生のスパイスである」との言葉を残しました。
|
 |
自律神経失調症は頑張り過ぎのあなたへ・・・体からの大切なメッセージ
からだが疲労してくると「休養を取ってちょうだい」と眠くなったり、あくびが出たりなどの信号で教えてくれます。しかし体からの信号を無視した生活を続けていくと、どうなると思いますか?
自律神経失調症は、あなたの頑張り過ぎを戒めているサインなのです。自律神経失調症となって、あなたの頑張り過ぎを「もうダメ!体のことを考えて!」と教えてくれている、今までの生活習慣をかえりみる機会でもあるのです。
|
 |
自律神経のトラブルと自然整体
腰痛館へ来院されている自律神経失調症にお悩みのかたは、特に強い首肩こり感、眼精疲労、頭痛、倦怠感、全身疲労を訴えられている方が多いのが特徴的で、自然整体ではその辛い症状への解放に働きかける施術をおこないます。
また腰痛館に来院されている方の中には医療機関に通院されている方、薬を処方されている方なども来院されていますので、安心して自然整体をお受けいただけます。腰痛館はあなたの辛い症状の改善に全力でお手伝いさせていただきます。
|